リアル会場でUDトークへ音声を入力する場合、音響機器よりフォンケーブルなどで接続しますが、最近はロジャーの送信機と併用する場合が多くなってきました。
フォンケーブルの分配器が必須です。
要約筆記 音声認識の少しニッチな情報を忘備録として記載します。コメントはメールでお願いします。 sasebovidro@gmail.com
前回のブログで
「iptalkはRemotemouseで表示された文字列とは違う順番で表示されます。漢字が後に出てくるなど。原因は不明です。iptalkがUDPで複数からの入力を許しているからか?いずれにしてもわかりません。」
と記載していましたが、原因が判明しました。
IMEが最新になり、エンターキー一回の入力では確定せずまだ未確定の状態で、そこに追加の文字を入力すると、未確定の漢字が後ろに移動しているということのようです。
最新IMEの設定では回避できないようなので、「以前のバージョンに戻す」設定で解決しました。
これで、UDトークキーボードを使ってIPtalkへの入力が可能になります。
単語登録が使えるので大変便利です。
Word、メモ帳、などは最新のIMEで正しく入力できるのですが、IPtalk、まあちゃんなどは以前のバージョンにしないとダメでした。
令和5年1月18日にUDトークの新機能としてUDトークキーボードがリリースされました。
UDトークの音声認識機能をUDトークアプリ以外でも使えるというものです。
早速ipad、ipodTouchを最新にアップグレードしました。第五世代のipadは使用可能でしたが、さすがにipodTouch(第6世代)、IOS12.5.6ではUDトークキーボードを追加できませんでした。残念ですが仕方ないですね。
詳細は下記の動画を参照してください。
https://youtu.be/HZHIrAxhXSo
UDトークキーボードを使ってipad内のメモ帳アプリなどはすぐに使えました。
そこでWindowsパソコンの入力で使えないか試しました。
Remotemouseを使用します。Remotemouseについては別のブログに記載してます。
下記のブログも参考に
https://ametuku.com/archives/10562
Wordやメモ帳などは音声入力ツールとして使えました。
しかしながら、iptalkはRemotemouseで表示された文字列とは違う順番で表示されます。漢字が後に出てくるなど。原因は不明です。iptalkがUDPで複数からの入力を許しているからか?いずれにしてもわかりません。
その他のアプリは十分使えるので、UDトークでの単語登録が使えるのでいいツールになると思います。
「Windows11の最新版でandroidアプリが動く」とのことで、設定をしてみましたが「UDトーク」のアプリが登録されていませんでした。残念です。
Google playからではなく、Amazon appstoreからのインストールとなるので、登録が無ければ無理ですね。Amazon kindle版ができたので当然できるものと思っておりました。
まだしばらくはbluestacks(Windowsでandroidアプリを動かすソフト)を使用することになります。
androidスマホにLINEやメールでUDトークの公開トークが送られてきて、タップしてもUDトークが起動しないとき。
LINEの場合設定で「デフォルトのブラウザで開く」で切り替えしてURLをタップするとUDトークが起動していた・・・・
のですが、それでもAndroid12からはそれでも開かない状態になりました。
UDトークのアプリ情報の「デフォルトで開く」で、「app.udtali.jp」のリンクを追加すると、無事に公開トークのリンクから開けるようになりました。
Android12ではUDトークとの相性がまだ少し悪そうです。
以前のブログでGoogle Pixel 6からオフラインの音声入力ができると記載してましたが、「sharp AQUOS sense4」(Android12)でもgoogle音声入力がオフラインで入力ができるようになってました。
いつ更新されたか不明ですが、端末にダウンロードした言語があれば可能です。オンラインと同等の認識の感じです。
「ネットが使えない」「使ってはいけない」など制限がある場所でも、音声入力が可能になります。
Remote mouseでも可能なのでiptalkの現場でもオフラインでの音声入力ができます。
ただし、テザリングでは設定が難しい?もしくは出来ないようなので、WIFIルーター(ネット接続せずに使用)を使うと可能でした。
UDトークでも音声サーバーがローカルにダウンロードできるようになればいいですね。
Remote Mouseという秀逸なアプリがあります。
android、iPhone、ipadなどをパソコン(win、mac)の入力デバイスにしてくれるアプリです。
マウス、キーボード替わりになるのですが、秀逸なのはスマホの音声入力でパソコンへ入力ができるということ。
パソコンの音声入力は設定がやや面倒なんですが、このRemote MouseはパソコンとスマホをWIFIで繋いでスマホの音声入力を使うとパソコンへ入力できます。マイクもスマホの内臓のものが使えます。
iptalkの場合、任意のカーソルを置いている場所への音声入力が可能となります。
androidならgoogle、iPhoneならappleの音声認識エンジンを使います。
iptalkへ音声入力する場合、有線LANのIPアドレスはそのまま、別途WIFIで同一セグメントでスマホと繋ぎます。※ネットワークが2つになる。スマホのテザリングを使うと便利。
Google Pixel 6シリーズはオフラインでの音声入力ができるようになったのでインターネットにつながなくても入力が可能になると思いますが、Google Pixel 6を持っていないので試してことはありません。間違っていたら申し訳ございません。
https://www.remotemouse.net/UDトークのリアル会場でWIFIが無い、もしくは公衆WIFIを使いたくない場合、自前でWIFIを確保する必要があります。
これまでのモバイルWIFIルーターは月額の基本料金が必要でしたが、AUのPOVOは月額の基本料金は無料で使いたい時だけ支払う料金体系です。
いろいろなトッピング(料金体系)がありますが、UDトークに向いているのは24時間使い放題(税込み330円)だと思います。
24時間といっても、24時間後プラス当日の23時59分まで利用できます。
つまり、前日の0時1分に開始したら、翌日の23時59分まで使えるので最大で48時間弱利用できるということになります。
レンタルWIFIが1泊2日で3000円程度かかるので、POVOはかなり安いです。
オーディオインターフェースとしてirig2はUDトークの必需品です。
手持ちのもので代用品がないか探していたところ、ギターアンプとして使っているVOXがありました。画像のような接続です。ただしVOXの電池は外しておく必要があります。
要はライン信号をマイク信号に変えれば大丈夫ということのようです。
irig2も円安で高額になってきてます。代用品があればいいですね。
タブレット手書き入力のツールとしてMazecを使用しています。
①認識率の高さ②単語登録③ひらがなから漢字への変換④予測変換⑤変換スピード・・・など、他の手書き入力ソフトを圧倒していると思います。
マウスとキーボードの持ち替え作業がなくなるのでIPTalk入力、UDトークの修正作業などでも効率がアップしています。
またキーボード入力ができない、あるいは苦手な人もパソコン入力が可能になることで、要約筆記者としての人材活用に大きく寄与しています。
デメリットは①ファンクションキー、シフト、ALTなどがない②Windows版はサブスクリプションしかない、など。①については外付けキーボードを付けるか、別のFULLスクリーンキーボードをインストールして対応可能です。
UDトークの修正作業で必須になるのが音声を遅延させるアプリです。
IOSでは Echochopsがあるのですが、androidではいいアプリがありませんでした。
いろいろ探して吃音矯正(DAF)アプリで対応できることがわかりました。
※自分が話した音声を遅らせてきくことにより吃音矯正の練習になるとのことです。
最大で15秒まで遅らせて聞くことができます。接続はEchochopsと同じ(irig2使用)で操作はいたって簡単です。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ya.dafapp&hl=ja&pageId=none
「sharp aquos sense4」をandroid12にアップ後、AmiVoice® Front WT01(Bluetoothマイク)を接続するとUDトークが固まって落ちてしまう現象が発生しました。
android12 UDトーク+AmiVoice® Front WT01=×